
ご依頼項目 詳細
ご依頼内容
①googleアナリティクスの見方、活用の仕方
直近 1週間で下記のような状況
ユーザー 1488 セッション 1596
直帰率 90.48% セッション継続時間 36秒
直帰率が高く、セッション継続時間が短いという点が気になっている。
こんなもんなのかなと思いつつ、比較対象がわからず手をつけていない。
②改善の要否、改善のポイントがあれば教えてほしい
①googleアナリティクスの見方、活用の仕方

当方のアナリティクスデータ(直近1週間)をいくつか紹介させていただきます。比較対象にしてください。
御社の数値と近いサイト

▲このサイトは読み物系のブログサイトです。悩みを解決することで広告主のサイトに誘導するアフィリエイトサイトです。成約件数は月に平均で10件です。※悩みを解決し、納得してもらえた場合は成約が増えます。または探している悩みと同じタイトルの記事で、内容に同感を得られたとき高確率で成約になります。
目指すとよいと思われる数値のサイト

▲ビジネス情報系のブログサイトです。1ページが長く、1訪問で複数ページ閲覧されるのでセッション継続時間は1分以上の長さになります。
※このサイトの場合は、コピペされている可能性があります。訪問者が重要だと思ったとき、ブックマークや内容を保存する傾向があります。
その道でプロが書くサイトは信頼性が高くなり、訪問者が集まりやすく、長期滞在されます。
※御社の場合も資格を持った司法書士が書いているので、現在のコラムの各記事の冒頭に「資格を持った司法書士が書いている情報」であることを記載した方がいいかもしれません。グーグルに評価されやすくなります。長期的な結果として検索順位が上がる傾向になります。
個人で運営している場合の数値の上限はこんな感じです。参考までに。

▲通販サイト。多くの商品ページやカテゴリページが存在するため大規模になりやすいです。ネット広告やSNSを活用していますが、士業ではここまでの数値は出ないです。仮にここまでの数値になると成約数にもよりますが、大人数の会社規模でないと対応できないほどの依頼件数が入ってくると思います。
直帰率…とは?
●直帰率・・・ユーザーがサイトを訪れたとき、最初にたどり着いたページだけを見てそのサイトを去ってしまった割合のことです。「そのページの直帰数÷そのページから始まったセッション数×100」という計算方法で導き出されます。
●セッション・・・ユーザーがサイトを訪れてから離脱するまでの間に行う一連の行動のこと。あるユーザーがサイトを訪れてから離脱するまでを1セッションとカウント。セッション時間はその時間を指します。(セッションはユーザー数よりも必ず多くなります。あまり差がない場合は直帰率が上がっています)
●離脱・・・サイト訪問者が次の段階(ページ)に進まずに、他サイトに移動して退出したり、そのページを出口としてブラウザを閉じたりすること。この離脱ページは、お問い合わせページであることが望ましい。
見るべきアナリティクスの解析ページ

どこのページに多く訪問者が来ているか?(ランディングページ)

▲ランディングページに合わせてみてください。検索結果からたどり着いた着地ページ(最初の訪問ページ)です。
興味を持たれているページがどこかが分かります。時間が短ければ期待外れの記事になっている可能性があります。もっと深堀したり、検索者の立場になって記事を修正・追記することで改善されます。
離脱ページは御社の場合はコンタクトページであるのが望ましいですがページ下部の問い合わせページ以外のコンタクト方法(電話、チャットワークなど)をとった場合はそのページが離脱ページになります。
滞在時間が短いページと長いページを見つける
◎現在のサイト仕様ではセッション時間はあまり気にする必要がありません。(読まれている時間で成果が発生しないため)
しかし各ページを改善したり、訪問者に役に立つ情報記事を書けば各ページの滞在時間が長くなり、結果としてセッション時間は長くなります。
<セッション時間が長くなる傾向のページの特徴>
・1ページが長い。1万文字以上書いている。画像が多い。
この場合読む時間とスクロールする時間、上に戻る時間を考えると長くなるのが分かると思います。
・難解なページ。例えば数学の問題と解説を書いているページはそのページにとどまるので長くなります。
・お役立ち情報などのブログ記事
ブログ記事(コラム)の「平均ページ滞在時間」はチェックしてください。「0秒に近い場合は」ごみ記事として受け取られています。御社の各ページの文字数から考えると真剣に読まれた場合、アナリティクスの数値は30秒を超えてくると思います。
☆答えを探してネット検索をして答えが見つかった場合は、そこからすぐに離脱されます。または問い合わせページへ移動します。
☆答えを探してネット検索をして期待していた答えと違う場合は、他のサイトへ離脱されます。この場合のページ滞在時間は表示のうえでは0秒に近くなります。改善が必要です。

トップページやサイトマップなどの案内ページは短くなりやすいです。
考え方として滞在時間が長い場合は訪問者が「喰いついて見ている」。時間が短い場合はあまり見ずに他のページに移動、または、自分の検索内容と違うため離脱して他のサイトに行っているということが考察できます。
ページにもよりますが、これは要注意です。悪い傾向とすれば、訪問者は多いが時間は0秒に近い場合です。訪問者がせっかく検索ワードで来訪したのに、期待したページではないことを示しています。改善することでサイト全体の価値が上がります。
どこに行っているか?問い合わせページにたどり着いているか?

▲行動フローを押すと訪問者の動きが分かります。最終的に問い合わせページ(コンタクトページ)にたどり着くのが望ましい。途中でプロフィール関係のページを見ている場合は、「誰が書いているのか」「信用できる記事なのか」を調べている可能性があります。
どんなキーワードで来訪しているのか?

アナリティクスとサーチコンソールを連携した場合、アナリティクス側でもサーチコンソールのクエリデータが見れるようになります。

サーチコンソールと連携していない場合はサーチコンソール側で検索クエリを見ることができます。

▲「集客」⇒「サーチコンソール」⇒「検索クエリ」
・クエリ・・・どんなキーワードで来訪しているか分かるので、お役立ち情報の題名・記事内容にするヒントになります。
・クリック数・・・検索結果のページでクリックされた数。下位にいてもタイトルやディスクリプション(抜粋)が自分の検索内容とあっている場合はクリック率が上がります。
スマホ閲覧を大事にする

▲上記データはアナリティクスのホームページ下部に掲載されています。
スマホ閲覧が多い場合は、スマホで確認することをお勧めします。
スマホで見て、自分が悩みをもってこのサイトを訪れたときに「目標を達成」できるかどうかに着眼してください。
②改善の要否、改善のポイントがあれば教えてほしい
◎スマホで見たときにコンタクトページ(お問い合わせページ)がごちゃごちゃしているのでもっとスッキリさせた方がよい。
「送信」ボタンの後はなるべく何もない状態にするとが望ましい。
たぶん、サイドバーの回り込みや一括表示のバナーなどが来ていると思われます。スマホ用にそれらのバナーは非表示設定が望ましいです。
他のページへのリンクやバナーがあるとそちらに気を取られて無駄に移動する可能性があります。
コンタクトページは最終地点である必要があります。他のページに流れないように訪問者の意識を他に向けさせないことが大事です。
スマホ閲覧で、最下部に固定式のLINE+電話+問い合わせボタンを設置することもお勧めします。

▲スマホ下部固定メニュー例
●お役立ち情報から成約・依頼に結びつける末文を設置する(キラー文章の設置)
「云々は分かったから、どうすればいいの?」と思われている場合は成果に結びつきにくくなり離脱している可能性があります。
・タイトルには悩みを書いてあげる。
・記事の内容はその人の立場になって答えを書いてあげる
最後に無料相談に結び付ける文章を書いてあげる。「もっと詳しく知りたい方はこちらの無料相談をご利用ください」など。
バナーでなくてもいいです。「もっと詳しく知りたい方はこちらの無料相談をご利用ください」をテキストリンクにするだけで十分効果があると思います。
SEO
・メタディスクリプション設定がきちんとされていないため、Googleに各ページの内容が正確に伝わっていない可能性があります。早急に改善することをお勧めします。次に書くお役立ち情報記事からは必ずメタディスクリプションを記載するようにしてください。
・大きい図解画像を使用してALTを記述していない。

▲上記ページは文字部分も画像化されているので、Googleにこのページの内容が正確に伝わっていない可能性があります。「alt(図の内容を説明)」を記述することである程度改善されます。
・費用についてのページには目次をつけた方が親切だと思います。
・コラム、インフォメーションはとても良いと思います。継続して執筆することを推奨します。(題名は改善が必要)
・関連記事や一覧記事が分かりにくく、自分が知りたい記事を探しにくい。(迷子になるか離脱する可能性があります)
この部分はWordpressでないので改善は難しいかもしれません。
・コラムは「お役立ち情報」「お悩み相談」「こんな時どうする」などの題名に変えてトップページのヘッダーメニューに追記設置することをお勧めします。現在の「column」という題名ではわかりにくくクリックされにくいと思います。
・サイドバーにも「コラム(題名は変更)」のバナーをつけた方がよいです。
サイトを構成する大事なポイント
自分のサイトにどんな人に来て欲しいのか?どんな依頼を受けたいのかを明確にしておく
分かっているつもりでも改めて考えるとおろそかになっている場合があります。再度、紙に書いて確認してみてください。
それを強く意識することで、これから書くお役立ち情報の質が上がってきます。依頼に結びつきやすい記事になっていきます。
多くの場合、訪問者は検索経由でサイトに来訪します。
なので「こんな時どうしたらいいのか」「誰に頼めばいいのか」に近い語句(キーワード)で検索されていると思います。
その悩みを持った人が何と検索するのかを親身になって考えてあげてください。
そのキーワードが分かれば、それをタイトルに入れてあげてください。
例)
- 新規事業開設に必要な書類5選!これで大丈夫!
- 会社設立したいけどどこに相談すれば安く済む?
- 事業拡大に伴うリスク10!ここを抑えておこう!
- 増資すべきかどうかの判断は〇〇の数値!
など
あとはその悩みについて2000文字以上の記事内容を書いてあげる。
末文に無料相談に結びつく文言とリンクを貼ってあげる。
記事の内容に同意・同調・同感が得られた場合は高確率で依頼や相談に結びつきます。
人は値段で物を買ったりサービスに申し込みません。
信頼できる方、自分の悩みを分かってくれていると感じた人から物を買ったりサービスに申し込む傾向が強いです。
信頼を得た場合、価格比較を他社とされることはほとんどありません。その人のサイトから物を買ったりサービスに申し込みます。
士業というビッグキーワードを狙わない
そんなキーワードで検索している人を相手にしなくていいです。そして大手の会社にはなかなか太刀打ちできません。
士業関連のキーワードで狙うとすれば「地域名+司法書士」「地域名+悩み+(相談)」などです。
御社がこれから訪問者を増やして依頼数を上げるのは、お役立ち情報で検索者を集めることが正道だと思います。
だれに、当事務所がお役に立てるのかを考えて、お役立ち情報を毎日書くように心がけてください。(なかなかできません)
スタッフにも頼んで順番に書いたり期限を決めたりするとたくさん短時間で出来るようになります。
営業日に毎日書けば、1か月で20記事以上になります。
20人以上の悩みを解決することになります。大変ですが業務日誌のように業務として書けば書きやすいかもしれません。書いた記事は、ネット上ではすべて資産として残ります。
記事のネタが続かないという人がいますがそんなことはありません。
記事のネタは事業内容を見返す、最近の事例を見返す、検索クエリを見直す、どこのページに興味を持たれているか見直す、検索上位のサイトがどんな記事を書いているのか調べる、「だれが」の視点を変えて考えてみる。。。
記事はオリジナルの高品質コンテンツを目指して頑張ってください。プロがコピペ以外で実績事例を挙げながら書けば自然と高品質になります。
万人受けを狙う記事を書かないことも自覚ください。ありきたりの辞書のような記事になります。どこにでもある記事になります。
「誰に」に焦点を合わせて記事を書いてください。
役職のある方なのか?女性なのか?サラリーマンなのか?起業前の方なのか?頼まれて探している人なのか?年齢は?立場は?
同じような内容でも、それぞれの人を思い浮かべながら書いてあげることで、ニッチなキーワード検索でヒットしやすくなります。記事も複数書けるようになります。ニッチなキーワードは検索数は少ないですがヒットした場合は依頼に結びつきやすいです。
「社長に頼まれた!子会社設立のポイントは?」という感じでタイトルに「誰」を入れてあげると記事がクリックされやすくなります。
SEOは効果が出るまでに時間がかかります。1記事書いてもGoogleにインデックスされるまでに2週間くらいかかります。検索結果に反映されるまでにはさらに日数がかかります。
ただし毎日書いているとグーグルはそのサイトのインデックスやクロールを早める傾向があることが分かっています。
時間はかかりますが、頑張ってお役立ち情報を積み重ねることで半年後には訪問者数と依頼件数が上がってきます。広告を使うよりも安く済みます。
良質の記事を毎日書くことがSEOでは王道であり、これ以上の近道はありません。
分かっていても。最初はやる気があっても。ほとんどの方が三日坊主で脱落します。90%以上の方がやめてしまいます。
SEOは知識を得ることではありません。やったかやらないかで決まります。
Googleアナリティクスのデータを活用しながら頑張ってください。
▽ココナラでのSEO記事
https://coconala.com/blogs/1117039/35784
WordPressの運営・SEOアドバイスします!WordPressサイトのSEO・検索についての悩みに!
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